初めて家の購入を検討している方は、まずどこに相談すればいいか悩んでいませんか?
家を買うときに重要なのは、条件が良い物件を探すことだけではありません。不動産の購入には諸費用や税金といった支出があるため、何も知らない状態だとリスクが高くなりがちです。
また、住宅ローンを利用して家を購入するケースが多いので、どこの銀行でどんな金利プランの住宅ローンがあるのかもきちんと把握しておく必要があります。そのため、家を買うときは不動産のプロへの相談は欠かせません。
ここでは、家を買うときの相談先としてどんなところがあるのかをご紹介します。
家を買うときの相談先
家を買うときの相談先は、大きく分けて以下の3通りがあります。
・不動産仲介会社に相談
・ハウスメーカーや工務店に相談
・無料住宅相談窓口を利用する
買いたい・住みたい家が新築なのか、中古なのか、などによって相談先が異なってきます。例えば、住宅を新築したい場合はハウスメーカーや工務店。中古の戸建・マンションを買う場合は不動産会社に相談するのが一般的です。
不動産仲介会社に相談
不動産仲介会社は、土地・建物の物件情報を多く保有しているだけでなく、売買契約や住宅ローン申込み、物件の引き渡し完了に至るまでの全てをサポートしてくれる不動産取引の専門家です。
特に、初めて家を買うときは「まず始めに何をすればいいのか分からない」という場合が多いのではないでしょうか?分からないことがあれば不動産売買の専門家に相談することで、一つ一つ疑問や不安を解消しながら前に進むことができます。
不動産仲介会社の多くが不動産の売買・賃貸・管理などの業務を行っていますが、中古戸建やマンションだけを扱っているわけではありません。土地を仲介しながら建物を建設する会社を顧客に紹介したり、ハウスメーカーや工務店が建売している住宅を仲介することもあります。
また、不動産仲介会社は土地の物件情報も豊富に持っているので、家を建てるための土地探しをする際には頼れる存在といえるでしょう。このことから、家を新築したいときでもいきなりハウスメーカーに行くのではなく、まず不動産仲介会社に相談してみるのも選択肢の1つになります。
不動産会社の選び方は以下の記事でも紹介していますので、ぜひご覧になってみてください。
ハウスメーカー・工務店に相談
ハウスメーカーは全国展開している企業が多く、建築資材の一部を規格化して一定の範囲内で顧客の要望を取り入れながら注文住宅の設計や施工を行っています。住宅の工法や部材、規模といった基本仕様について、あらかじめ行政から一括して認可を取得しているため、住宅建築の際に必要な手続き(建築確認の申請や検査)を簡略化できるのが特徴です。
これを型式適合認定といい、国土交通大臣から指定を受けた指定認定機関が審査や認定を行っています。
また、規格化された部材をあらかじめ大量に仕入れて前加工しておくことで、建物にかかるコストを大幅ダウンできるのも大きなメリットといえます。
工務店は、ハウスメーカーよりも小規模な地域密着型の会社が多く、顧客の要望に応じた建物の規模や間取りでの建築が可能です。工務店によっては、ハウスメーカーのような規格化された注文住宅を建設しているところもあります。
ハウスメーカーや工務店に相談に行く場合は、会社が分譲している土地を紹介してもらうか、自分で土地探しをするのが一般的です。例えば、工務店が分譲している土地であれば、建物を建てることを条件として土地の購入価格を安くしてもらえることがありますが、エリアや建設場所が限られるといったデメリットもあります。
自分で土地を選びたい場合は、不動産仲介会社に相談にいくことになるでしょう。
無料住宅相談窓口を利用する
無料住宅相談窓口を利用すれば、インターネットのwebサイトから無料で住宅購入の相談ができます。
無料住宅相談窓口とは、相談者の質問や要望を基に担当者がプランを立てて建設会社や不動産仲介会社などを紹介するサービスです。大手不動産ポータルサイトの「LIFULL HOME’S」や「SUUMO」など、さまざまな企業が運営しており、パソコンやスマートフォンから簡単に相談申込みができます。
運営会社によって異なりますが、相談対応を行う担当者の中にはファイナンシャルプランナー(以下、FP)も在籍しているところもあり、住宅ローンの内容や返済プランなどについてより具体的な相談が可能です。
無料住宅相談窓口は、主に以下のようなサイトがあります。
LIFULL HOME’S⦁ (ライフルホームズ) 住まいの窓口
出典:https://www.homes.co.jp/counter/
SUUMO⦁ (スーモ) 注文住宅個別相談
出典:https://www.suumocounter.jp/chumon/service/
住まいる
出典:https://soudan-smile.com/
おうちの相談窓口
出典:https://www.ouchisoudan.jp/
インターネットで手軽に相談したい場合は、ぜひ利用してみてください。
いきなり住宅展示場に行くのはアリ?
新築住宅を建てたい方がいきなり住宅展示場に足を運ぶケースもありますが、住宅展示場のモデルハウスはハイグレード仕様になっている場合が多いので注意が必要です。
内装が豪華な設備になっているため見れば見るほど購買意欲が高まりがちですが、けっきょく予算オーバーになってしまっては、それまでにかけた時間が無駄になってしまいます。
とはいえ、実際にモデルハウスを見ておくことで家を新築する際のイメージがわきやすくなりますし、そのまま住宅展示場にいるハウスメーカーの方に購入の相談ができるといったメリットがあります。
まとめ
家を買うときは大きく分けて「不動産仲介会社」「ハウスメーカー・工務店」「無料住宅相談窓口」の3通りの相談先があり、買いたい家のタイプによって相談先も違ってきます。
初めて家を買うときは、住むまでの流れや住宅ローンの内容など誰かに教えてもらわなければ分からないことが多いので、まずは不動産のプロに相談してみることをおすすめします。
相談していくうちに、不動産購入の流れや予算などが少しずつ分かってくるようになります。
家を買ったあとになって「失敗した!」と後悔しないためにも、プロに相談しながらきちんと予備知識を得て事前準備をしていきましょう。
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