マンションやアパートなどの集合住宅では騒音問題で頭を悩ませる人が経たないと言われています。
引っ越した家が住んでみたら近隣がうるさかったり、はたまた昨日まで静かだったのに今日引っ越してきたお隣さんからの騒音被害にあったりと、 騒音問題はある日突然被害者になってしまう事があります。
そんな時の対応方法で絶対にやってはいけない、対策と対応方法がありますので、もし自身が被害者になってしまった時は次の様な行動は絶対にやらない様にしましょう。
絶対にやってはいけないこと
騒音に対して自分で解決しようとすると、まずやってしまいそうな次の2点が一番やってはいけない行動になります。
・自分で注意に行く
・壁などを叩く
では、これらをなぜやってはいけないのかを、見ていきましょう。
自分で注意に行く
どうしても騒音がうるさくて我慢できずに自分自身で解決しようとするとやってしまう行動が「自分で注意へ行く」ことです。
これは相手が騒音を出している事に気付いていないから、気づかせて注意してもらうと思ってやってしまう行動です。
しかし人は自分が悪いことをしている認識がない状態の時に、他人から注意されると自分の行動を否定された感情となってしまい、イラっとしてしまうことが大半です。
つまりこの場合、相手は騒音を出している認識がない中で注意されることになるので、自分の行動が否定された感情を受け言い争いとなり揉めてしまう事が多くなります。
そしてこの様な状況の時は、相手への注意の態度はほぼ関係なくなってしまいます。
と言いますのも、例えば強めの口調で注意したとすると相手は逆上してしまい、逆に優しい口調で注意すると相手に舐められて話を流されてしまいます。
そして最悪の場合は、この注意によって嫌がらせかの様に騒音がエスカレートしてしまう事や、自分が出してしまった騒音にも敏感に反応されて、すぐに苦情を入れられたり夜な夜な玄関のドアを叩かれたりと生活し難い環境になってしまう可能性も出てきます。
実際にあった事例では、隣の家がうるさかったので注意した結果、翌日家に帰って来ると家の鍵穴がボンドで塞がれていたり、駐車場で幅寄せされて凄く狭い駐車スペースにされる嫌がらせを受けたりというケースもあります。
この様に自分で注意に行くと二次被害が発生してしまい、より生活し難い環境が出来てしまう恐れがあるのです。
壁などを叩く
こちらもよく騒音被害にあっている方が起こしてしまう行動の1つで、相手の部屋との間の壁を叩いてしまう事です。
これは、相手の騒音をある程度我慢してイライラがピークを超えた時に、相手にどれくらい音が響くのか伝える為や注意をする為という理由で行われる事があります。
確かにこの方法で相手の騒音が収まったという意見もごく少数聞きますが、これも上記で書いた理由と同じで相手からの嫌がらせかの様に騒音がエスカレートしてしまうこともあります。
さらにこの行動は、壁を叩いて相手を威嚇していると捉えられる為、脅迫に該当してしまい脅迫罪が適用されてしまう可能性も出てきてしまいます。
すると今まで被害者だったのが、その行動1つで加害者となってしまし、加害者だった相手は被害者になってしまいます。
絶対に壁などを叩いて相手に騒音を伝えることはやめましょう。
騒音に困った時の対策は?
では実際に騒音被害にあってしまった時には、どのような対応をすれば良いのでしょうか。
まずは当事者同士での解決ではなく、管理会社や大家さんへ騒音被害の詳細を連絡して対応してもらうのが一番かと思います。
この管理会社や大家さんはを騒音の詳細情報がないと動いてくれないというか、動けない事が多いので出来るだけ困っている騒音の詳細を伝える様にしましょう。
そしてそれでもダメ場合は、判断の大きな分岐点となり弁護士に相談するのか、諦めて引っ越すのかを選択する事になるかと思います。
まとめ
騒音の対策で、よく相手の壁を叩いて解決したという情報がありますが、これをやってしまうと被害者から加害者になってしまいますので絶対にやめましょう。
また加害者と被害者の当事者同士の話し合いはほとんどが拗れて悪化するだけなので、控えた方が良いと思います。
また、特に女性で一人暮らしされている方は、本当に危険ですので自分の身を第一に考え、管理会社などに頼り最悪引っ越しまで考えて対応するようにしましょう。
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