マンションにお住まいの方は、運悪く・・・と言ってはいけないのかもしれませんが、運悪く上の部屋に小さな子供のいる家族が住まわれていて、子供の走る音に悩まされている方も少なくはないと思います。
子供の走り回る音は、時には誰かを元気ずけたり、親やおじいちゃんおばあちゃんからみたら元気の印だったりするかもしれませんが、下の階の住民からすれば騒音以外の何ものでもないですから!!!!
走り回る音が聞こえるということは、飛び跳ねる音、壁をたたいたり、おもちゃお落としたり、引きずったり、時には親が子供を叱り付ける声だったり・・・様々な音が全て騒音となってしまいますね。
早く引越してくれないかな?なんてまで思ってしまったりして・・・。
こんな状態であと何年過ごせばいいいのか・・・他の方はどう乗り越えていっているのかを少し紹介していきたいと思います。
上の階の住民から損害賠償の請求まで考える場合
いきなり損害賠償だ!とはいかないので、少し期間が必要ですが順番に事を進めていきましょう。
第一ステップ
まずは、第一ステップとして管理組合や管理会社に相談をし、間に入ってもらうようにしましょう。
第一ステップなので、今後トラブルにならないように第三者に協力してもらって、できるだけ穏便に解決できるように努めましょう。
ロビーに、騒音に対しての注意書きを掲示板に貼ってもらうのが一般的です。
それに加え、騒音主本人のお宅に管理組合の役員さん達が直接出向いてくれて注意をしてくれたら効果的でしょう。
この第一ステップで収まれば1番いいのですが、相手によっては対個人ではないので全然効果の無い場合も考えられます。
第二ステップ
あなた本人が直接お願いに行きましょう。
ここで注意が必要なのが、絶対に感情的にならないこと!!!
感情的になってしまうとあなたの負けです。
事前に、あなたが伝えたいことを紙に纏めておいて相手が理解しやすいようにっ気持ちを伝えるようにしましょう。
そして、スマホの録音機能を使い、会話を録音するようにしましょう。
これは証拠として会話の記録を残す為に重要です。
必ず忘れないようにしないと、せっかく覚悟を決めて行っても無駄になってしまいます。
ここで重要なのは、相手が誠実に対応してくれるかどうかです。
誠実に話し合いに応じてくれて話がまとまれば第二ステップで解決ですが、相手が感情的になって開き直ったり、マンションなんだから多少は当然だ!子供の走り回る音くらい仕方が無い!逆に我慢のできないこっちが悪いような事を言われるようであれば次のステップです。
第三ステップ
お住まいの区役所や市役所などの行政の職員に相談する。
担当の課の職員が法的な観点などをふまえて客観的に話を聞いてくれます。
これと同時に損害賠償まで考えているようであれば弁護士に相談です。
弁護士には、経緯がわかるようにまとめたメモ等と一緒に、録音した騒音の音や、話し合いに行った時の会話の記録、騒音の時間、種類、こういった事も大事になってきますので細かく記録するようにしましょう。
相手の不誠実さが争点になってくるので、それが認められれば損害賠償や弁護士費用の一部を請求できるケースも実際に過去にありました。
どこまであなたが戦う気持ちがあるか?にもよりますが、たかが子供の足音かもしれませんが一歩間違えれば訴訟、損害賠償までも絡んでくる問題です。
慎重に判断し行動して下さい。
自分で何か対策を考える場合
ご自身のこんな感情はありませんか?
- 小さい子供を家の中でずっと遊ばすのではなくて、昼間くらい公園で遊ばせればいいのに・・・
- なんでずっと家にいるの?
足音が気になっていれば、その音に敏感になっているので上の階の住民の生活スタイルまでわかってしまうようにまったり、天気がいいのだから昼間くらい遊びに外に行ってよ!みたいな感情になってしまうのも無理はありません。
ですが・・・
自分はどうだろうか?
- 昼間くらい公園で遊ばせればいいのに・・・
- なんでずっと家に居て騒がしいの?どっかいってよ!・・・
ん?あれ?なんで昼間の事まできになってるんだろう?あれ?自分も外にいってないぞ・・・自分も人の事が言えてない・・・
昼間に自分も用事を作ったり、趣味を作ったりすれば気になる時間帯が減るので一日中カリカリしてストレスを感じる事もないのかもしれませんよね。
あなたが気になっている昼間や天気のよい日に出かけるようにすると、ストレス発散にもなるし、あなたの健康維持にも繋がるのではないでしょか。
まとめ
今の自分の生活に満たされていないと、他人のことが気になってしまいイラッとくるのが人間の心理です。
マンションの一室の狭い空間の中でずっと過ごすのではなく、趣味の時間を作ったりや、数時間パートに出るなど、一日の時間を充実した時間にすることで、満足のいく生活スタイルを築いていく事もひとつの解決策ではないのか?と思います。
上の階の住民も、あなたと同じように「うるさいと思うなら引っ越せばいいのに・・・」なんて思われているかもしれません。
上の階の住民は、あなたの事情なんて知りませんから・・・と同時に上の階の住民の事情はあなたも知らないですからね・・・
そう考えると少しは気持ちが楽になりませんか?
しかしながら、夜22時以降もドタバタと子供の走り回る音などで安眠を妨げ、騒音からのストレスで眠れない日々を過ごすような事になってしまう場合は弁護士や行政の力を借りて解決の道を辿ってください。
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