マンションの様な集合住宅では、大小ありますがどうしてもついて回ってくるのが騒音問題です。
一番良いのは、この様な問題に巻き込まれないのがベストですが、住んでみて気付く事や自分より後から入居して来た人が問題を起こす事もありますからね。
騒音問題は精神的にダメージを与え解決が難しい問題ですが、少しでも穏便に済ませる為のポイントについてまとめていきます。
穏便に済ませる5つのポイント
今回は出来るだけ、事を荒立てずに穏便にそして労力をなるべく使わずに解決へ導く5ポイントを紹介していきます。
騒音の詳細メモする
騒音に困ったらまずは、その騒音の詳細である「いつ」「どんな音が」「どの辺りから」「どれくらいの頻度で」などをメモしましょう。
また、メモの他にも録音や録画も効果的で、最も第三者へ伝わり安い方法となりますので、こちらも活用しましょう
騒音の詳細をメモするのは、この後に騒音対策の対応を依頼する様々な機関へ内容を伝えるのに非常に大切になるからです。
例えば「上の階の騒音がうるさいので、何とかしてください」と伝えても、 何の音がいつ頃、どういう状況で鳴っている物なのかが、全く分からず何に対して注意を促したりすれば良いかわかりません。
ですが、「上の階から、毎晩21時過ぎても子どもの走りまわる様な足音が響いてうるさいので、注意してください」と伝えると子どもの走り回る音に対して注意すれば良い事が相手にも伝わりますよね。
この様にまずは、騒音の詳細を伝えれる様に準備をしましょう。
直接当事者同士での話し合いは避ける
続いて、これは出来れば避けた方が穏便に事が進む事が多い「当事者同士の直接の話し合い」です。
その理由としては、ほとんどのパターンがこの当事者の直接の話し合いをしてから、関係が大きく崩れるケースが多いからです。
まず騒音を出している人は、自分が騒音を出して迷惑を掛ける行為はしていない状態で、生活しているのがほとんどです。
人は自分が悪い事していないという認識の中では、他人に注意されると、「なぜ他人から注意される筋合いがあるの?」と 否定されたという事でストレスを感じ、反論してしまう事がほとんどだからです。
これは注意する側が、どれだけ優しく注意されたとしても変わらないです。
ここで一度話がヒートアップすると、その後のお互いの話はヒートアップが収まらず冷静さを失しなってしまい、話し合いが出来なくなるだけではなく、更にお互いの関係に亀裂が入ってしまうです。
また、相手がひどい人での場合だと、この後嫌がらせかの様に音を大きくして来る事もあります。
最悪の場合は、騒音以外の嫌がらせも始まり、より住みにくい環境になってしまう恐れもある為、当事者による直接の話し合いは出来るだけ避けましょう。
ただ優しい人であれば、直接話せばわかってくれるので、早い場合もあるのでは?と思う方もいる思います。
実際にそのパターンもあるのですが、その場合でも直接の話し合いをやめた方が良い理由については、次のポイントを見て頂ければ納得できると思います。
管理会社へ連絡
騒音に困った時にまず真っ先に相談するのは、管理会社で良いと思います。
管理会社への連絡をする前に、上記で記載した騒音の詳細を伝える事で管理会社の対応方法が変わってくる事もあります。
ただし、管理会社が実際にやってくれる事が最も多いのは、各部屋への騒音注意内容を記載したビラを配布するレベルとなってしまうと所が多いのも事実です。
このビラによって効果がある事は本当に稀ですが、直接話した時に理解してくれて対応してくれる様な人が、ビラを見て少し気を付けてくれる様になります。
上記で優しい人でも当事者同士の話し合いをやめた方がと良い理由はここにあります。
また管理会社によってこの後の対応は変わって来ますが、このビラ配りだけで終わる管理会社もあれば、もっと親身になって対応してくれる管理会社もあります。
こればっかりは管理会社の対応の良さに左右されてしまいます。
弁護士に相談する
正直なところ、管理会社の対応で変わらなければ次は弁護士に相談するしかありません。
ただ、弁護士に相談して対応するという事は、最後は裁判までいく事になりますので、かなりの時間と労力が必要になります。
更には弁護士へ依頼するお金も掛かり、かなり大事になりますし、時と場合によっては最悪の流れになってしまう事もゼロではありません。
弁護士に相談して事を進めていくと、相手に気付かれる可能性が高くなり、最悪のイメージを与えてしまします。
その後、最終的に最後までやりきって、相手が引っ越してくれれば良いかもしれませんが、最終的に弁護士に相談して対応したが、相手は出て行かなかった場合が最悪のパターンになります。
時間と労力とお金をかけた結果、生活環境は良くならず相手に最悪のイメージを与えただけになってしまいますからね。
そして現実問題騒音で相手を強制撤去するのは非常に難しいようですので、穏便に済ませたい方は弁護士へ状況と穏便に済ませる方法を相談するのが良いかもしれませんね。
もちろん今住んでいる部屋はどんな事があっても、譲れないから最後まで戦うんだという決意の方へは裁判までやりきる事をおすすめします、
最後の手段は自分側で対応する
管理会社の注意では変わらなかったし、弁護士に相談する労力やお金も払いたくないという方は、騒音対策の音を音で遮断する騒音遮断機などを利用したり、潔く引っ越したりと自分側で何か変えるしか方法がありません。
よく「災害が起こったら非難する」、「被害が発生する可能性のある場所には近づかない」という言葉もありますが、
被害が発生する場所か逃げ出すという意味で悔しいですが、最も穏便にその場から去る事ができる最後の手段はこの手法になってしまうかもしれません。
まとめ
マンションやアパートなどの集合住宅では騒音問題は切っても切り離せない問題の1つです。
やはり集合住宅という、たくさんの家族が暮らしている場所では、お互いが我慢する事や協力し合う事が必要となり、この関係がうまくいくと住みよい場所になると思います。
しかし、世の中には自分の事しか考えない人もいるのも事実です。
今回ご紹介した方法で出来るだけ穏便に済ませる事を試みて、最悪は引っ越しも頭に入れて対応する方が精神的にも良い場合もあります。
まずは事を荒立てない事を第一に考えることをおすすめします。
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