騒音トラブルはどこに相談すれば良いのか？？

現代の社会問題ともいえる騒音トラブル。
マンションでよくある、小さな子供が部屋を駆け回ったり、大きな音で楽器を演奏したり、家電製品のモーター音や、掃除機や洗濯機の音など、時間帯や、その音を受ける側の人の気分、タイミングによっては、ただの生活音が「騒音」となってしまいます。
騒音でのトラブルに直面したときに、どこに相談すればいいのかご存知ですか？
あなたの住んでいる環境が、賃貸マンションなのか、分譲マンションなのか、賃貸アパートなのか、一戸建てなのかで、変わってきます。

直接騒音主に迷惑している旨を伝える事は、今後のトラブルを懸念して避けたいところです。
できれば中立の立場の第三者に話しに入ってもらい、穏便に解決できるように考えてみましょう。

相談をする前に注意事項

あなたは騒音で悩み、ストレスをかかえている状態が続いているからこそ相談をするのだと思いますが、これから相談する相手には落ち着いて冷静になって話しをしましょう。
自分のストレスの相手の話をする事で、話している最中に感情的になってしまうケースが多々あるみたいです。
ですが、良く考えてみてください。
相談相手はあなたと初対面の場合もありますよね？普段のあなたを知っていますか？
第一印象が感情爆発な人！となれば、まともに話を聞いて対応してくれるどころか、あなたが変わり者だと思われてしまうかもそれません。

まずは、相談に行くにしても電話するにしても考えてから実行しましょう。

騒音の状況を紙に書いてまとめておく等、誰が見てもわかるように状況を整理し、記録をつけて相談するようにしましょう。
また、最終的にあなたはどうしてもらいたいのか？という事を冷静に伝えられるように心がけましょう。

マンションやアパート等の集合住宅の場合の相談先

分譲マンションと賃貸マンション、賃貸アパートで違いますが購入しているのか借りているのかで相談先が変わってきます。

賃貸マンション、賃貸アパートの場合

あなたの住居が賃貸の場合は、大家さんに連絡し相談に乗ってもらいましょう。
大家さんには入居者が暮らしやすい快適な住居を提供する義務がありますので、あなたの部屋の周りの部屋の人に聞き込みしてくれるなど、何らかのアクションを解決しようとして起こしてくれるはずです。

分譲マンションの場合

管理会社へ相談！！と言いたいところですが、管理会社は「住民間のトラブルには介入しない」とだいたいなっていますので、あまり期待はできません。
事例でよくあるのは、ロビーの掲示板に騒音注意！みたいな貼り紙をを貼ってくれる程度です。
多分これが管理会社の限界だと思います。

だったらどこに・・・？

管理会社の方がトラブルなどを解決してくれそうなイメージかもしれませんが、分譲マンションの場合は管理組合が正常に機能している場合が多いです。

理事会の役員の方や、理事長に相談し、議題にあげてもらい話し合ってもらう事が一番です。

どういう問題があるのかを関係者にちゃんと知ってもらい、対策を考えてもらう事が騒音トラブルの解決の近道です。

騒音主も、同じマンションに住んでいる人達で結成されている組織の議題になり、注意されることで、もう迷惑を掛けたくない！と思ってくれる事でしょう。

一戸建ての場合の相談先

住んでいる自治会の役員さんに相談し、定例会などでの議題にしてもらい、話し合ってもらいましょう。
ここでも同じように近隣住民の中でできている組織の役員さんに注意される事で効果が大きいと思います。

マンションや一戸建て等の全ての共通した相談先

身近な大家さんや、近隣住民で活動している組織に相談しにくいという方は、まず行政に相談し、客観的な意見を聞くのも手です。

市区町村公害苦情相談窓口

各自治体の公害相談窓口です。
ほとんどの場合が市役所や区役所などの建物に入っていて、環境課などの名称が多いのではないでしょうか。
騒音発生の記録や証拠があれば話がスムーズですね。
自治体の環境基準や条例などに基づいて客観的に話をしてくれるので、きっと納得できるのではないでしょうか。

警察署の相談窓口

警察は民事不介入ですが、役所に相談し、基準を確認し、あまりにも騒音がひどい場合は注意などの対応をしていただける場合もあるので相談してみてはいかがでしょうか。

まとめ

あなたの住まわれている環境によって相談先は様々ですが、まずは相談する前に記録をつけてまとめる事。
そして関係機関に冷静に伝える事であなたの状況をりかいしてもらいましょう。

騒音トラブルは近隣の方が主の場合が多いと思います。
これからのお付き合いのこともありますので、できる限り穏便に事を進めて、今後快適な生活を送れるようにしましょう。

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