マンションなどに住んでいると、近所からの騒音に悩まされるといった近隣騒音トラブルに巻き込まれてしまうケースも少なくありません。
直接外から聞こえる大きな音ではなく、室内にいる時の隣人の小さな断続的に聞こえてくる騒音に悩みながら、どうしていいかわからずに泣き寝入り…そんな悩みを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そういった隣人の音に関する問題は睡眠不足から不眠症へ、そして精神的なダメージを受けてしまうほど辛いものです。
小さなトラブルから大きな事件へ発展してしまったケースもあります。
そこで今回は、トラブルが起きてしまった時に証拠を残すための騒音録音方法などについてまとめました。
騒音トラブルが発生したらどこに相談するべきか
騒音トラブルが発生してしまったら、直接騒音主のところに行くことはやめましょう。相手によってはそれ以降さらに騒音がひどくなったり、嫌がらせをされるなど大きな事件に発展してしまう危険性があるからです。
まずはマンション管理会社や不動産会社に連絡しましょう。
ただ、管理会社や不動産会社に相談して騒音主に直接注意してくれるといいですが、多くの場合は共同住宅の共有部分に紙で張り出されるなどの対策をとられるため、騒音主が自身の事と自覚していないとあまり効力がありません。
そうなると、次に考えるのは、警察に相談する方法があります。
とはいっても、事件性がないとなると警察も動きようがありませんので「隣の騒音が…」といってもすぐに対処してもらえることは少ないです。
そうなると、弁護士に頼んで裁判を起こすなどの方法がありますが、そこまでする前にまずは、隣人の音がどの程度酷いものか自身で録音するなりして証拠を残しておくといった対策をとっておくことがおすすめです。
近隣騒音を録音する方法と注意点
いざ、隣人の騒音を録音しようと思ってもなかなか簡単にできません。集合住宅の場合は隣の部屋からの音だと思っていても実は別の階からの振動が壁を伝って隣人からの騒音のように聞こえていた、なていうケースがあります。
自分が気になる騒音がどこから聞こえてきているのか、音の発生源を掴むようにしましょう。
発生源をつかんだら、その音がどれだけ人にとって不快であるかの証拠を残すためにもとても効果的です。
録音方法ですが、身近にある家電量販店のボイスレコーダーなどでは小さな音は中々拾いきれず、うまく記録を残すことは困難です。
他にも、携帯のアプリで「騒音計測メーター」が出ていますので、それを使って録音することもやはり小さな音を拾うとなると難しいのが現状です。
そこでおすすめなのが、上記で述べたボイスレコーダー、または携帯の騒音計測メーターと合わせて、集音マイクを使う方法です。
値段やサイズの種類が豊富なため自身の状況に合わせてセレクトするといいでしょう。
録音が成功したら、日付・時間・どんな音がしたのかについてメモを残して記録しておくことが大事です。
場合によっては、どこで録音したものなのか疑う騒音主もいるので、念には念を入れて、録音している様子も動画に残しておくとよいでしょう。
記録は、騒音主が騒音を出していることに対して自覚がない場合、いつ頃にどんな音を発していたかということを自覚させる意味でも役に立ちます。
近隣騒音のまとめ
一見、録音は簡単な気もしますが、録音しても再生すると音が入っていなかったりと、場合によっては記録が中々難しいこともあります。
どうしても録音したい場合は騒音調査を特別に扱っている騒音調査会社などがありますのでそちらに相談してみるのも一つの方法です。
また、隣人騒音がうまく録音できたとしても法律的に訴える証拠材料になりません。しかし、騒音主や管理会社にこんな騒音が出ていることを知らせたり、普通の生活をする上でこんなにも騒音が出ているのでマンション住人全員が気をつけましょう、など自治会などで注意喚起をしてもらう材料には効果覿面です。
隣人騒音は自分が思っているのとはかけ離れた伝わり方をしている可能性があるので隣から聞こえてくるからといって自己判断で苦情を出すのは控えて、管理会社に証拠をもとに相談してみましょう。
ちなみに、ご近所トラブルだからこそ身元を明かしたくないなどの悩みがある方も少なくないでしょう。
そんな方にはstupchibaがおすすめです。
あなたに代わって騒音主や管理会社に連絡してくれる上に録音も対応してますよ。
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