☆入居審査に落ちる人の2つの理由!借金があると落ちる確立が上がる?

賃貸契約を締結する前に行われる、入居審査。入居審査はさほど厳しいものではありませんが、場合によっては落ちてしまうこともあります。

この記事では、賃貸物件の入居審査に落ちてしまう理由について解説します。現役大家さんに聞いた「入居審査に落としたレア事例」も紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

入居審査については、下記でも詳しく解説しているのでご覧ください。

家を借りるときの審査とは?審査に通るための5つのコツ

 

入居審査に落ちる2つの理由

入居審査で重要視されるポイントは、家賃を支払い続ける能力があるか」「入居後にトラブルを起こさないかこの2点です。

もし、入居審査に落ちるとすれば、この2つのいずれかに問題があると判断されたからです。

では、この2つの理由について、それぞれ詳しく説明します。

 

家賃を支払い続ける能力がない

家賃を支払い続けられるかどうかは、申込み者の「年収」や「職業」をみて、総合的に判断されます。ただし、「年収が低ければ審査に通らない」という話ではありません。申込み者が現在の収入の中から、家賃をきちんと支払い続けていけるのか、つまり支払い能力があるかどうかがチェックされるのです。

支払い能力があると判断される収入の目安は、家賃の3倍。月5万円の賃貸物件を申し込んだのであれば、必要となる月収は15万円、月7万円の賃貸物件を借りたいのであれば月収21万円が審査に通る目安です。

職業に関しても同様に、安定して家賃を支払い続けられる職業かどうかがチェックされます。会社員や公務員のように収入が安定していれば審査に通りやすくなりますが、パートやバイト、派遣社員などでも「勤務年数が長い」「給与が高い」など、家賃に対して支払い能力があると判断されれば審査に落ちることはないでしょう。

一方、収入が安定していたとしても審査が通りにくいのが、会社役員や自営業者、経営者です。自ら確定申告する業種の方は、節税のため、所得を少なく見せていることが多いもの。入居審査で見られるのは「売上」ではなく「所得」なので、審査を通すためには「所得」を多く見せることも大切です。

 

入居後にトラブルを起こす可能性がある

支払い能力があると判断されても、トラブルメーカーと判断されてしまえば、審査に落ちる可能性が高くなります。申込み時には、絶対に横柄な態度をとらないよう注意しましょう。

トラブルを起こすかどうかは、「申込み時の態度」「年齢」などから総合的に判断します。たとえば、不動産会社で「家賃を下げろ」「大家に交渉してこい」などの暴言はもちろん、スタッフを見下した態度は審査に圧倒的に不利です。また、申込み時に夫婦喧嘩を始めたり、家族を罵倒したりするのも、あまり良い印象を与えません。

そして、「年齢」も入居審査に大きくかかわります。中でも、未成年者や高齢者は審査が通りにくい傾向にあります。安定した収入が得にくく、健康面でのリスクが高いことが要因です。

 

入居審査に落ちないための2つのコツ

入居審査に落ちないためには、2つのコツがあります。それぞれのコツについてご説明しますので、今後入居審査を受けるときはぜひ参考にしてください。

 

コツ1.連帯保証人をつける

収入や年齢が審査基準を満たしていないときは、連帯保証人を立てましょう。安定した職業に就いている、もしくは一定の収入がある連帯保証人がいれば、契約者の年収が低くても入居審査に通る可能性が高まります。

ただ最近は、連帯保証人ではなく保証会社との契約を進められるケースが増えています。保証会社は連帯保証人の代わりになってくれるので、「保証会社との契約」が条件となっている物件も検討してみましょう。

保証会社については、「入居時に保証会社と契約するメリット・デメリットと3つの審査こ項目」もご覧ください。

 

コツ2.身だしなみや言葉遣いに注意する

不動産会社で入居申込みをするときは、身だしなみや言葉遣いに注意しましょう。スーツや制服を来て申込みする必要はありませんが、だらしない服装は印象を悪くしますので、清潔感のある服装を心がけましょう。

また、不動産会社のスタッフを威圧や威嚇するような言葉遣いも、審査に不利となります。できるだけ丁寧な言葉遣いで、良い入居者としてのイメージを与えるようにしましょう。

 

借金があると入居審査に落ちる確率が上がる?

車のローンやクレジットカードの分割払いなどの借金があると、入居審査に不利になるのかと不安に思う人が多いのではないでしょうか?

ただ実は、多少の借金があっても審査に落ちることはありませんその理由は、保証会社や不動産会社は、そこまで個人の信用情報を深く調べることができないからです。

しかし、「過去に家賃を踏み倒したことがある」「数カ月の滞納履歴がある」「保証会社からの督促を無視したことがある」など、過去に家賃の支払いトラブルを起こしていた場合は、審査が不利になる可能性があります。

 

現役大家に聞いた!入居審査を落とした事例集

収入が十分で、身なりや態度に気をつけていたとしても、入居審査に通らないことがあります。ここからは、現役大家さんに聞いた「入居審査を落とした事例」を3つ紹介します。

 

職業

十分な収入があったとしても、「職業」によって審査に通らないケースもあります。たとえば「風俗店関係者」の方は、以下のような理由で審査に落ちてしまった事例があります。

  • 収入が安定しない
  • 深夜の出入りが多くて他の入居者に迷惑
  • イメージが悪い

大家さんの意向で、「夜の仕事に就いている方は一切お断り」とされていることも少なくありません。また宗教団体関係者なども、職業が理由で断られるケースがあります。とはいえ、全ての物件が職業だけで審査するわけではないので、審査が通らなくても「縁がなかった」と思い、他の物件をあたってみましょう。

 

短期契約希望者

半年や数か月など、短期間の入居を希望する方は、大家さんに敬遠されがちです。入退去が頻繁だと、大家さん側の手続きが増えて正直、面倒。大家さんは、長く住んでくれる方を優先させたいと考えているのです。

短期間の入居を希望していてなかなか審査に通らない方は、定期借家を検討してみましょう。定期借家とは、あらかじめ賃貸借契約の期間が定められている賃貸物件です。基本的に更新することはできませんが、定期借家の物件は賃料も比較的安く設定されているので、短期間の入居を希望している人にはおすすめです。

 

他の世帯と合わない人

「ファミリー世帯が多い物件に単身者」、「単身者向けの物件にファミリー世帯」

このように、マンションやアパートに住んでいるその他の世帯と合わない人の入居は断られる可能性あります。単身者からすれば、ファミリー世帯にありがちな子どもの声や足音が不快に感じ、ファミリー世帯からすれば、単身者による夜間の生活音などが不快に感じるものです。

審査時には「他の入居者とトラブルにならないか」について重視されるため、たとえ収入や身なり、態度に問題がなかったしても、他の世帯と「合わない」と判断されれば入居審査に落ちてしまうことがあります。

 

審査に落ちたときの今後の対応策

もし審査に落ちてしまっても、諦めずに次の物件を探しましょう。今回、審査に通らなかったとしても、次の審査には問題なく通るということも十分にあります。

最終的に、許可するのは大家さんです。不動産会社や保証会社は、大家さんが正しい入居判断を出すためのお手伝いしているだけに過ぎません。

収入面や年齢など、不安に思うことがあるのであれば、審査を受ける前に不動産会社の担当者に現状や不安に思っていることを相談してみましょう。不動産会社の方から、審査に通りやすい物件を紹介してくれることもあります。

 

まとめ

入居審査では、借金が審査に深く影響することはなく、「収入が安定していること」や「トラブルを起こさないこと」が重要視されます。

特定の職業だと審査に通りにくかったり、その他の入居者との関係などが見られたりすることもありますが、自分ではどうしようもできないことで審査通過ができなければ、諦めず他の物件を探しましょう。

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