入居審査の結果が遅いと「落ちたのではないだろうか?」「なにが原因で連絡が遅れているのだろう?」と、不安になってしまいます。引っ越し計画を立てるためにも、1日でも早く審査結果を知りたいものです。
この記事では、賃貸契約で入居審査にかかる期間と、連絡がないときに考えられる4つのことについて解説します。
今現在、審査結果を待っている人、またはこれから入居審査を受ける人も、ぜひ参考にしてみてください。
賃貸契約で入居審査に必要な期間
賃貸物件に入居を申込むと「信用できる人かどうか」を見極めるために、入居審査にかけられます。入居審査では、年収や職業、年齢や人柄などがチェックされます。
入居審査については、以下の記事もご覧ください。
入居審査はさほど厳しいものではありませんので、ローンなどの借金があったとしても、一定の収入があればほとんどの場合は通るでしょう。入居審査にかかる日数は、申込み時からおよそ1週間です。
「審査結果が悪いから連絡が遅いのでは?」と不安に思う人も多いですが、そのようなことはありません。合否にかかわらず、大抵1週間前後で結果は出ます。
入居審査で1週間以上連絡がないときに考えられる4つのこと
入居審査に通るとしても、結果の連絡が遅れることがあります。
もし、1週間以上経っても結果の連絡がないときには、以下の4つの原因が考えられます。
- 書類に不備があった
- 連帯保証人の書類提出が遅れている
- 不動産会社の担当者が連絡を忘れている
- 大家さんが合否を出さない
では、それぞれを詳しく説明します。
1.書類に不備があった
一番多いのが、この書類に不備があったというパターン。必要書類が揃わないと、そもそも入居審査を始めることさえできません。入居審査には、申し込み者の「身分証明書」「収入証明書」「健康保険証」などが必要になりますが、一部の書類を揃え忘れていたり、古い書類を提出していたりする人が意外と多いのです。
書類に不備があった場合は、不動産会社から連絡がきているはずです。着信履歴やメールの受信ボックスを再度確認してみましょう。
書類の提出の遅れで審査に落ちることはありませんが、不動産会社の連絡を無視したり書類の提出が大幅に遅れていたりした場合「ルーズな申込み者」と判断されてしまうことも。こうなると、その後の審査に不利になる可能性もあるので、ルーズにならないよう注意しましょう。
2.連帯保証人の書類提出が遅れている
連帯保証人が原因で、審査が一時中断しているかもしれません。連帯保証人の書類に不備がある、または意思確認ができていないパターンも考えられます。連帯保証人は契約者と同等の責任を負うことになります。よって、連帯保証人の書類に不備があった場合は、審査を進めることができません。
また審査の中で「本当に連帯保証人になる意思はありますか?」と、連帯保証人に意思確認の電話連絡が必要になるケースもあります。この意思確認ができないために、審査がストップしているかもしれません。審査が進まないときは、連帯保証人となる人に確認の連絡をいれてみましょう。
3.不動産会社の担当者が連絡を忘れている
単純に不動産会社の担当者が、「合否の連絡を忘れている」というパターンも考えられます。不動産会社が繁忙期でほかの案件の対応に追われている、または担当者が業務に不慣れであるため、連絡が遅くなっているということもありえます。
10日ほど待っても連絡がないときは、遠慮せず不動産会社に「結果はどうなりました?」と連絡を入れてみましょう。すでに結果が出ている場合は、その場ですぐに教えてくれます。
4.大家さんからの連絡が遅れている
審査に通ったにもかかわらず、大家さん側で「連絡をするのを忘れていた」「合否の判断に困っている」などの理由で、連絡が遅れている可能性もあります。
最終的に入居のGOサインを出すのは、大家さんです。不動産会社は審査結果をまず大家さんに通達し、大家さんはその審査結果を見て、入居を許可する流れとなります。
大家さんの方から入居を断ることはあまり見られないパターンですが、万が一入居を断れた場合は、諦めずにほかの物件を探してみましょう。
入居審査を早めてもらうためにはどうしたらいい?入居審査の流れについて
仕事や進学などの理由から、「すぐにでも契約をしないと間に合わない!」という事情を抱えている人も多いと思います。このようなときは、入居審査を早めてもらうことも可能です。
入居審査の手順の中には、スピードアップできるものとできないものがあります。では、どの部分においてスピードアップが期待できるのでしょうか?入居審査の流れをみてみましょう。
入居審査の流れ |
1.入居申込み
2.書類の提出 3.不動産会社から保証会社へ審査を依頼 4.保証会社へ審査書類を送付 5.保証会社の入居審査 6.保証会社から不動産会社へ合否判定 7.不動産会社から大家さんへ合否の連絡 8.大家さんから入居の許可 9.不動産会社から申込み者へ連絡 |
ほとんどの不動産会社で、入居審査は保証会社に委託しています。不動産会社では、入居の申込みがあったら、保証会社に審査を依頼します。保証会社の審査結果が出たら、不動産会社は大家さんへ確認の連絡をし、その後に申込み者に合否をお知らせする流れです。
上記の流れのうち、「5」の「保証会社の入居審査」は、不動産会社の力ではどうにもなりませんが、保証会社への書類の送付や大家さんへの連絡は早めてもらうことが可能です。
切羽詰まった事情で、入居審査を早めてもらいたいときは、まずは不動産会社に相談してみましょう。
まとめ
ほとんどの不動産会社で、入居審査は1週間ほどで結果がでます。連絡が遅いと感じたら、提出書類に不備がなかったか、または不動産会社からの連絡を取り忘れていないか確認してみてください。
10日ほど過ぎても連絡がないときは、遠慮せずに不動産会社の担当者に結果を問い合わせてみましょう。
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