アパートなどの賃貸物件で、隣の人がうるさい…。
そんな時どうしたらいいのか。
我慢するしかないの?
ひとこと言いたい…けどできることなら穏便に解決したい。
騒音に悩まされた時にとれる対処法をご紹介します。
騒音の源を確認する
騒音に悩まされたときにまずすべきなのは「騒音の源を確認する」ことです。
右隣なのか、左隣なのか、もしくは上の階からなのか。
音がする方向は意外と勘違いしやすいので、ここは慎重に確かめることをお勧めします。
騒音を発生させていない部屋に苦情を入れても解決になりませんし、逆にトラブルになりかねません。
間違っても壁を叩いたりしてはいけません。
状況を悪化させるだけです。
苦情を入れる前にどこから音がするのかを、しっかり確かめましょう。
騒音の種類を認識する
次にすべきは「騒音の種類を認識する」ことです。
そもそも何の音なのか?
足音、掃除機の音、音楽やテレビの音、人の声。
一言で騒音と言っても種類は様々です。
苦情を言うにしても、具体的にどんな音がするのかを伝えなければ、状況は改善されません。
何の音か分からない場合は、家族や知人など、第3者にも聞いてもらい、音の種類を明確にしましょう。
音のする時間が決まっていない場合は、録音するのも一つの手段です。
一人で考えても分からない場合は、思い切って家族や知人に相談してみましょう。
大家さんや管理会社に連絡する
騒音の源と種類がわかったら、一度大家さんや管理会社に相談しましょう。
直接苦情を入れるよりも、大家さんや管理会社を通した方が断然安心です。
注意してもらう際は、誰から苦情が来ているのか明かさないようにお願いするのがベストです。
部屋の場所によっては特定されてしまう恐れもありますが、直接対決をするよりはトラブルを回避できます。
もし直接注意しに行く場合は、やわらかく注意することをお勧めします。
世の中どんな人がいるかわかりませんので、下手に相手を怒らせるような言い方や、ケンカ腰で行くのだけは絶対にやめましょう。
騒音トラブルは、こじれたら厄介です。
話がうまく伝わらないなと感じたら、いったん引き返すのも、身を守る一つの手段です。
その際は改めて大家さんや管理会社に相談しましょう。
中には、自分の音がよその家に聞こえていると自覚してない方もいると思うので、伝えることで改善される可能性も大いにあります。
顔見知りでどんな人かわかっている場合は、直接言ってみるのもいいかもしれません。
意外とあっさり解決なんてこともあったりして。
どちらにせよ、騒音を発生させている部屋の住人の顔くらいは、事前把握しておくことをお勧めします。
警察に相談する
大家さんや管理会社に相談しても解決しないときの最終手段です。
何度注意しても聞かないという人も中にはいます。
そういう人と直接対決するのはなおさらリスクが高いので、一度警察に相談してみましょう。
警察は民事不介入の原則があるので、事件性がなければ基本的には動いてくれません。
しかし、健康被害が出ていたり、迷惑を被っている人が多数いる場合は、対応してくれる場合もあります。
相談する際は事態がどれだけ深刻かをわかるように、騒音の状況をまとめておくといいでしょう。
まとめ
トラブルに巻き込まれるかどうかは、実際に住んでみないとわかりませんよね。
事前に下調べをして完璧!と思っていても、後から入居してきた隣人がうるさい、なんてこともあるかもしれません。
もし万が一、トラブルに巻き込まれてしまっても、感情的になって勢いで行動しないことが大切です。冷静に対応するように心がけましょう
穏便に解決するため、冷静に対応するように心がけましょう。
騒音に悩まされるなんて絶対イヤ!という方は、部屋を選ぶ段階で壁の薄さや建物の構造を確認し、防音性の高い部屋に住むのが一番でしょう。
角部屋も一つの手段です。
他の部屋よりすこし家賃が高い場合もありますが、選択肢の一つとして覚えておくといいでしょう。
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