賃貸マンションを内覧する流れと5つのチェックリスト

マンションを借りるときは、内覧(部屋の見学)を行います。

はじめて内覧する方は、どのような流れで内覧をして、何を確認すれば良いか分からない方もいるでしょう。

この記事では、マンション内覧時の流れ内覧時の5つのチェックリストを解説していきます。

 

マンション内覧までの流れとポイント

マンションの内覧までの流れは、次の通りです。

  • 不動産会社へ来訪
  • 担当者から部屋の紹介を受ける
  • 候補となる物件を絞る

ここから、ポイントを交えながらわかりやすく解説していきます。

 

1.不動産会社へ来訪

ネットなどを経由して、事前に予約しておいた不動産会社に訪問します。

所要時間は人によって異なりますが、不動産会社へ来店してからマンションの内覧が終わるまで、3~4時間程度はかかると思っておきましょう。

不動産会社に着いたら、希望する条件などをアンケートで答えるという流れが一般的です。

 

2.担当者から部屋の紹介を受ける

次は、記載したアンケート元に、不動産会社の営業担当者が条件に合ったマンションをいくつか紹介してくれます。

条件に合うマンションが多過ぎる場合もあるため、以下の点は自分なりに条件を絞っておくことが重要です。

  • 家賃
  • 広さや間取り
  • 部屋の向き
  • 駅からの徒歩距離
  • 築年数

では、どのように条件を絞るべきかのポイントを見ていきましょう。

 

ポイント1:具体的な条件を提示

1つ目のポイントは、具体的な条件を提示することです。

例えば「広さは30㎡以上が希望」とするのではなく、「1Kの間取りでキッチンと7帖以上の部屋、浴室とトイレは別が希望」のように、具体的な条件を提示した方が営業担当者も部屋を絞りやすいものです。

ポイント2:妥協できる点を探る

2つ目のポイントは、妥協できる点を探ることです。

仮に、具体的過ぎて該当する部屋がないのであれば、そこからどの部分を妥協できるか?…例えば「部屋は7帖でなく6帖でも良い」「南向き以外なら東向きでも良い」など、妥協できるポイントを探して部屋を厳選していきます。

 

3.候補となる物件を絞る

次に、いよいよ内覧に行く部屋を絞りますが、気になるマンションは3~4物件ほどまで絞りましょう。

そして、実際に内覧に行く前に営業担当者におすすめのポイントを聞いておくと、どの部分をチェックすれば良いかが分かって効率的な内覧ができます。

 

マンション内覧時のチェックリスト

さて、いよいよ内覧するタイミングになったときは、営業担当者から聞いた「おすすめポイント」以外に、次の5つの点をチェックしましょう。

  1. 駅や主要施設までの道のり
  2. 設備の有無
  3. 周辺環境
  4. カビや汚れはないか?
  5. 部屋の実寸

1つずつ詳しく解説していきます。

 

1.駅や主要施設までの道のり

内覧は営業担当者が車で送ってくれることも多いですが、駅からマンションまでの道のりや、マンションから主要施設(商業施設など)までの道のりは必ず歩きましょう

というのも、歩いてみないと気づけない次のようなポイントがあるからです。

  • 坂道が多い
  • 大きな交差点があり信号待ちが長い
  • 歩道が狭くて歩きにくい
  • 人通りのない道を通るので怖い

 

例えば駅から徒歩5分のマンションでも、坂道があったり信号待ちが長かったりすると、結局徒歩7~8分かかってしまうかもしれません。

このような点に気づくためにも、必ず駅をはじめとする主要施設までの道のりは歩いて確かめてみましょう。

 

2.周辺環境

また、駅をはじめとする主要施設をチェックしつつ、物件の周辺環境も確認しましょう。

例えば、近くに工場があれば煙は出ていないか?騒音はうるさくないか?などを確認します。

マンションの内覧は休日に行くことが多いため、物件から近い場所に工場や嫌悪施設があれば、平日にも確認することをおすすめします。

前項の「駅や主要施設までの道のり」もそうですが、周辺環境も自分では変えることができないポイントなので、多少手間はかかりますが入念に確認することが重要です。

 

3.設備の有無

次に、室内では設備の有無を確認しましょう。具体的にいうと、エアコン・照明などの設備です。

仮にエアコンが付いていなければエアコンを購入する必要があり、その場合は支出が万単位で変わってきてしまいます。

マンションの内覧時に室内のチェックはするものの、意外と設備面は見落としがちなので注意が必要です。

 

4.カビや汚れはないか?

次に確認すべきは、室内のカビや汚れに関してです。

賃貸マンションは、クリーニングしてから引渡しを受けるケースが多いですが、特に水まわりのカビなどは確認しなければいけません。

というのも、日常生活に支障がない程度のカビや汚れの場合は、マンションの引渡しを受けてからクリーニングを要請しても、貸主は要望に応えてくれないからです。

水まわり以外では、収納内など湿気の溜まりやすい箇所も、カビや汚れの確認が必要です。

 

5.部屋の実寸

内覧をした結果、検討度合いが高いマンションであれば部屋の採寸をしておきましょう。

営業担当者はメジャーを常備しているので、そのメジャーを借りて採寸します。図面だけではセンチメートル単位の正確な採寸はできず、梁なども確認できません。

実際に採寸しておかないと、持っている家具が入るか入らないかが分からないので、検討度合いが高いマンションがあればその場で採寸しておく必要があります。

 

まとめ

賃貸マンションの内覧前には、希望条件を絞っておきましょう。

そして、駅や周辺施設までは実際に歩き、室内は設備の有無や汚れなどを必ずチェックするようにしてください。契約後には、清掃や修繕、金額面の相談には応じてもらいにくいものです。

内覧は賃貸マンションを決めるためではなく、入居後の利便性にも影響するため、時間をかけてでも入念に行うようにしましょう。

福岡でおしゃれな物件を探すなら



「Sumulie(スムリエ)」では、物件バイヤーが実際に現地で取材を行い、豊富な室内写真と共に物件紹介ページを作成しています。また、リノベーションやデザイナーズマンションなど厳選された物件を紹介する不動産のセレクトショップで、おしゃれでこだわりのある物件がたくさん掲載されています。

「動物と暮らす」「料理好き向け」など、自分のライフスタイルに合わせた物件探しができるのもSumulie(スムリエ)の特徴です。ぜひ一度ご覧になってみてください。

スムリエはこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です