賃貸物件を借りる場合において、様々なトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。
・借りた物件の隣人からの騒音がうるさすぎて眠れない…
・借りた物件に最初からついていたエアコンが壊れてしまった…
・部屋の中で大きな音を出しているつもりは全くないのに苦情が来てしまった…
・引っ越しが決まり、退去時に不当な修繕費を請求されてしまった…
このような住宅の問題が起こってしまった時にはどこに相談するのがよいのでしょうか?
一つの方法としては、不動産会社のホームページなどを見てみると、トラブルが発生してしまった時の対応方法などが掲載されている場合もありますのでそちらを参考にすることもできます。
こちらの記事では、賃貸物件に関して起こりうるトラブルやその対策方法・解決方法をまとめました。
賃貸物件で起こりがちなトラブル
賃貸物件で起こりがちなトラブルとしては、近隣住人との間に起こる騒音やペット問題、ゴミの捨て方のマナーが悪い…などの問題もありますが、そういった近隣とのトラブルが起きている場合はまずは不動産会社か管理会社に事情を説明しましょう。
同じ建物の内部の問題であれば、エレベーターや共有部分に張り紙などで注意を促してもらえます。
それでも問題が解決されない場合は根気よく訴え続けましょう。
ただ、感情的になって自分で相手のところに直接文句を言いに行くことは絶対にしないように。問題が大きく膨れ上がる可能性があるので注意が必要です。
では、例えば初めから付いていたエアコンなどの設備機器が故障してしまった場合はどうしたらよいのでしょうか?
賃貸物件で設備機器のトラブルが起きたらどこに相談すればよいのか
最初からついていた温水洗浄便座やエアコンなどの設備が壊れてしまった場合、まずは説明書を読んでみましょう。説明書が部屋になかった場合はメーカーのウェブサイトを確認すると対策方法が見つかることもあります。意外に自分で簡単になおせる場合もあるので、メーカーに問い合わせてみるのも1つの手段です。それらの場合は製品番号を控えておくとスムーズです。
設備機器の故障は不動産会社や管理会社に問い合わせるとその後どのように問題を解決していくのか手順がわかります。
設備の修理代金は貸主が負担するのか、入居者が負担するかについては賃貸契約書を再度確認しましょう。設備機器の故障の負担はほとんどの場合は貸主(大家)側が負担することになるのが一般的です。
「高い修理代を請求されるのでは…」と恐れずに、相談した方が早い段階で問題解決につながる可能性があります。壊れたままにして時間が経ってしまっても引っ越しなどで部屋を明け渡す時に結局、引っかかってくる問題です。調子が悪いようでしたら、壊れてしまう前に不動産会社に相談しておいた方がよいでしょう。
賃貸物件の入居・退去時のトラブル
賃貸物件を借りる時には契約書をきちんと読んでから契約締結しなければなりません。一番問題になるのが退去時の原状回復費用に関する事です。
入居時に大家さんへ支払う「敷金」が退去時の修繕費にどれだけ消費されるのか、敷金以上に「現状回復費用」として上乗せでどのくらい取られてしまうのか…不安になりますが、入居時の契約が成立してしまう前に気になる点は全て不動産会社に尋ねてメモなどで控えておくことが大切です。
入居が決まっていざ、部屋に入った時には設備機器は必ずチェックしましょう。壊れている箇所はないか、不具合はないか、床や壁の傷や窓やドアの閉まり具合など細かく確認して問題が発覚した場合はすぐに不動産会社に連絡しましょう。
入居前のこうした問題については費用は全て貸主側で負担してもらえますが、入居して日数が経ってしまうと借主側で費用の負担をしなければならなくなる可能性があるので注意しましょう。
退去時の現状回復費用で思いがけず大きな負担をさせられるような見積もりが出されたり、どうしても納得のいかないような項目が請求されていた場合は、こうした不動産に関する問題を取り扱っている「公益財団法人日本賃貸住宅管理協会」などの機関に、賃貸住宅トラブルの全般についての相談を受け付けてくれる窓口がありますので、そちらを利用しましょう。
賃貸物件の退去時のトラブルは入居時の契約書を把握していないために起こることが多いので、入居の際には必ず確認し注意する事が大切です。
福岡でおしゃれな物件を探すなら
「Sumulie(スムリエ)」では、物件バイヤーが実際に現地で取材を行い、豊富な室内写真と共に物件紹介ページを作成しています。また、リノベーションやデザイナーズマンションなど厳選された物件を紹介する不動産のセレクトショップで、おしゃれでこだわりのある物件がたくさん掲載されています。
「動物と暮らす」「料理好き向け」など、自分のライフスタイルに合わせた物件探しができるのもSumulie(スムリエ)の特徴です。ぜひ一度ご覧になってみてください。
⇒スムリエはこちら
コメントを残す